会社法監査とは
会社法の規定により作成される「計算書類」が適法に作成されているかどうかについて行う監査です。
会社法監査が義務付けられている会社は、大会社(資本金が5億円以上、または負債金額が200億円以上)および指名委員会等設置会社及び監査等委員会設置会社です。
投資家や債権者の要請などにより義務(法定)での会社法監査とは別に任意で監査を受けるケースもあります。
キャッシュフロー計算書が監査対象にならないなど、金融商品取引法監査(金商法監査)とは異なる点があります。
監査においてはリスク・アプローチに基づき、経済環境、会社の特性などを勘案して、財務諸表の重要な虚偽表示に繋がるリスクのある項目に対して重点的に監査資源を投入し、効果的・効率的に監査を行う手法がとられます。
リスク・アプローチを適用するに際しては、リスクの見極めが重要であると当グループは考えています。また、リスクの見極めはマニュアルに基づけば誰でも可能なものではなく、各企業によりリスクは異なること、またマニュアルに基づき監査を行っていることで資本市場に対して適正な監査を行ったと説明できるものではないと当グループでは考えております。
当グループでは、監査のみならずビジネスの知識を豊富に有したプロフェッショナルの判断に基づき、より適切なリスクにフォーカスした監査を効果的・効率的に実施してまいります。
上場企業・会社法監査の業務の提供においては、次のようなスピード、高品質、Sustainabilityを重視し、企業及び社会の要請に応える業務を提供いたします。
・スピード
変化の激しいビジネス環境下における企業経営の支えてとして、スピード感をもって迅速な対応をいたします。赤坂有限責任監査法人は、グループ内で財務、税務のアドバイザリー業務も提供している中堅の会計ファーム内の監査法人です。同会計ファーム内で、様々な経験を経たスタッフであるからこそのスピードと高度な知見をもって業務を提供いたします。
・高品質な会計監査
ビジネスは広大で深いものですが、監査では深度あるコミュニケーションを図り企業のビジネスを理解していきます。企業とのコミュニケーションの重視、及び、専門家としての高度な知見をもとに、形式的又は硬直的判断に陥ることなく、ビジネスの実態に即した最良の監査業務を提供いたします。
・中長期的な企業の社会的価値向上への貢献(Sustainability)
最良の監査業務を提供することにより、企業のディスクロージャー及びガバナンスの向上に寄与し、中長期的な企業の社会的価値向上に貢献いたします。中堅である監査法人として、クライアントに丁寧かつ長期にわたって寄り添い、中長期的な企業の社会的価値向上を共に目指します。
監査(Audit)の語源はAudio(「見る」及び「感じる」)に由来し、オーディオ(Audio)と同じ語源であり、「聴くこと」、「聴取すること」から展開された用語と言われております。当監査法人は、資本市場、クライアント及び監査チーム内部の声を良く聴き、品質管理を重視し適正な監査/Assuranceの各種サービスを提供します。